横浜の三渓園に蛍鑑賞に出掛けた。雨が降り、蛍より人が多いという状況だったが、周りの喧騒を意識的にシャットアウトすると幻想的なイメージが広がった。細君も娘もすっかり魅入っていた様子。息子は「おなかが空いた〜」で、まだまだ"花より団子"のようだったが。。。
"喧騒"と書いたが、これは本当に酷かった。老若男女がワーワーキャーキャー嬌声を上げ、液晶輝く携帯電話で写りもしない写真を撮ろうとする常識知らずの人の山が眼前に蔓延っていることに愕然とした。自然の光が舞う中、携帯電話の液晶がヒラヒラと動く様は興醒め以外の何物でもない。
できることなら、静かに眺めたかった。ま、横浜市内で見れるだけでも感謝すべきなのだろうか。