よい製品とは何か


よい製品とは何か

よい製品とは何か


ジェイムズ・L・アダムズ著『より製品とは何か』読了。製品の品質をテーマとした本。


良いデザイナーはエンジニアであり芸術家でもある、とあるが、これは昔読んだ「フェラーリと鉄瓶」と通じているような気がする。


製品の良し悪しの指標となる「パフォーマンスとコスト」「人になじむか」「クラフツマンシップ」「感情に訴えるか」「エラガンスと洗練」「象徴性と文化的価値観」「地球への影響」といった7つの視点から論じられており、各章の終わりにある「考えるための質問」について考えるのは楽しかった。この考えは工業製品のみならず、サービスにも通じるものだ。