若者に職業訓練券、4月からモデル事業】(日経 2/8)

内閣府厚生労働省は専門学校などで使える職業訓練のバウチャー(利用券)を、希望する若者に直接配るモデル事業に乗り出す。若者が自分に合った訓練施設を選べるようにし、失業率の高止まりやフリーターの増加が問題になっている若年層の就業を支援する。

フリーターやニートの増加の根本原因をどこに置いているのか。内閣府及び厚生労働省は、誰がいつ、どこでどの様に調査した結果、この原因を確定できたのかを明らかにしなければならない。また、この施策でどの程度失業率が解消されると見込んでいるのかも明示しなければならない。まさか"下手な鉄砲数撃ちゃ当たる"的なアプローチじゃぁ無いよね。ニートの気持ちはちっとも分からないが、こんな券もらってやる気がおきるのなら、とうの昔に働いているだろうとは思う。
ニートの取材をかなり踏み込んでいる人たち、ニートの支援をしようと本気で考えている人たちが、こういった施策を決定する場に、きちっとした発言権を持って参加しているのだろうか。
新聞は、そういった情報が出てきて無いならその事を、出てきているならその内容を記事にする必要がある。


W杯日朝戦、北朝鮮は中継せず 旧正月の特番放映】(朝日 2/9)

北朝鮮朝鮮中央テレビは9日のサッカー・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選日本―北朝鮮戦の模様を中継しなかった。

如何にも"北"らしい取り扱いではないか。「スポーツなんだから勝ち負けあって当たり前」という姿勢が無いのだろう。本当に余裕が無い国なんだなぁと思う。