ネット調査、「不満」高めの傾向 訪問面接と比較】(朝日 2/6)

ここ数年急増するインターネットでの調査は、従来の訪問調査に比べ世の中への不満が強く、将来に不安を感じる傾向が強めに出ることが、厚生労働省の外郭団体「労働政策研究・研修機構」の調べで分かった。手軽さから政府の調査でもよく使われるが、同機構は「結果を公表する時は、偏りがあることに留意する必要がある」としている。

ネット調査で「従来の訪問調査に比べ世の中への不満が強く、将来に不安を感じる傾向が強めに出る」のは、訪問面接よりもネット調査の方が本音が出やすいだけではないのか? それをあたかもネット調査の結果は間違いであるかの様な記載はおかしい。
ただ、ネット調査のみだと、設問によっては、回答に偏りが生じる可能性はあると思う。ネット調査に回答するのは、ある程度ネットを利用している人達だろうし、情報の取得方法及び量もネットを利用しない人とはかなり異なると考えられるからである。従い、設問によっては、ネット調査に限らずに訪問調査も合わせて行うほうが精度が上がるはずである。
また、データ開示や報道の際には、統計の元データを誰からいつ、どこで、どの様な方法で採取したのかを必ず明示してもらいたいものである。最終的には読者がデータソースの信憑性を判断すべきだろう。
データソースを明かしていない統計情報は信用すべきではない。


出欠はケータイで、「代返」許さず 青森大が新年度から】(朝日 2/6)

青森市にある青森大学(栗原堅三学長、学生数1934人)が、新年度からすべての講義への学生の出欠を、携帯電話を使って確認するシステムを導入する。学生の「代返」を封じるとともに、出席簿を入力する講師陣の手間を省くのが狙い。

出欠確認の手間を無くしたいのであれば、出欠確認を無くせば良い。義務教育じゃあるまいし、大学の講義で出欠をとる意味がどの程度あるのか? 出席数が直接、成績や単位取得に影響する方がおかしい。価値ある講義であれば、学生は自ずと出席する。出欠確認のための新システム導入なんて無駄。こんな私学に授業料を払っている学生は気の毒だなぁ。いや、その親が気の毒か。


8人ひき逃げ、4人死亡で容疑者逮捕 千葉・松尾】(朝日 2/6)
8人も轢いた上、車があれだけ大破しているのに「車が何かにぶつかったが、人かどうかわからなかった。」だと!「怖くなって逃げた」時点で、人だと認識していた可能性はある。免停中に泥酔して運転することは殺人未遂。今回のは事故ではなくて殺人事件だよ!