オラクル、ピープルソフト社員に解雇通知を発送】(CNet 1/14)

PeopleSoftの買収を完了したOracleが、PeopleSoftの社員に対してさらなる追い討ちをかけている。同社はPeopleSoftの社員に解雇を通知するにあたり、解雇通知を速達で自宅に送るという異例の手段を用いたのである。
同社に詳しい情報筋によると、米国中の数千人にのぼるPeopleSoft社員に宛てられた郵便は今週中にも配達される見込みであるという。解雇を免れた社員も、新しいOracle雇用契約書の入った封書を受け取ることになる。

事実であれば、あまりに冷淡である。オラクルとは人間をこれ程軽く扱う会社なのか。人の尊厳をこれ程容易く踏みにじることができる会社なのか。甘いかもしれないが、自分がPS出身の社員の立場で同じ事をされたら、受け取る書類が解雇通知であれ雇用契約書であれ、オラクル社への嫌悪感しか持てないだろう。解雇を通知する時、せめて、面と面くらいは会わせるべきである。


ママは66歳…体外受精で女児出産 ルーマニア、最高齢記録に】(産経 1/17)

首都ブカレストに住む66歳の元大学教授の女性が16日、体外受精で女児を出産した。

女性は双子を妊娠していたが、1人の死亡が確認されたため、予定日より6週間早めて、残る1人を帝王切開で出産。

DPA通信によると、結婚したことは一度もないが、9年前から子供が欲しいと不妊治療の専門医に通い、健康な若い男女から提供された精子卵子による体外受精を受けた。

ルーマニア女性の平均寿命は約73歳。この女児が7歳の時に母親は平均寿命を超える計算になる。
僕は不妊治療全てを否定はしない。不幸にして子供のでき難い夫婦が、なんとかして子供を得、育てたいという気持ちは理解できる。
しかしながら、自身が"子供が欲しい"という理由だけで、閉経後の女性が、他人の卵子及び精子で人工授精し、帝王切開で出産するとは、人間の高慢さ以外のなにものでもないと思う。この女性は、娘が物心付く頃に父親の居ない寂しさを味わうであろう事だとか、幼くして母親を亡くしてしまうことに恐怖を感じるかもしれない事等をどの程度深刻に考えたのだろうか。子供は親の便利の良い所有物ではなく、一人の人間である。
この女児の幸せを祈る。