グローバル思考の英会話

グローバル思考の英会話 イェール大学言語学博士 特別セミナー

グローバル思考の英会話 イェール大学言語学博士 特別セミナー


ウィリアム・A・ヴァンス著『グローバル思考の英会話』読了。


英会話というよりはビジネスコミュニケーションの向上に力点を置いた本。記載されている多くのことが、そのまま国内のビジネスシーンでも活用できるだろう。


ただ、変化の大きさやスピードを大中小や低中高で分類した形容詞が纏められていたり、英語を話す際に気をつけたい細やかな技術が紹介されていたりと、なかなか面白い。


新鮮だったのは、『実はすべての英単語には、ポジティブ、ネガティブ、ニュートラルの程度があります。』(P.228)ということ。日本語でもネガティブな受け答えが良い印象を与えないことは当たり前なのだが、英語を話す際に、本書に書かれているような単語選択にはあまり気を付けていなかったと思う。『ネガティブ単語の可能性について、気をつけてモニターし、代替できる語彙を増やしていくといい』(P.230)というのは実践したい。


とりあえず、「not」と「can't」はなるべく使わないゾ、と自分に言い聞かせるところから始めてみよう。