あらゆる角度から

「ギョーザ事件」から考えた文字が読めないということ】(nikkeiBPnet 2/28)
餃子事件を契機に中国製冷凍食品の検査が厳しくなり、他の商品でも薬物が検出されたという報道があった。いわゆる残留農薬だが、その原因の一つとして中国農村部の識字率に注目したのが上記リンクの記事だ。知ってて使うのと知らないで使う。それは大きな違いで、解決方法も大きく異なってくる。今回の発端となった事件は残留農薬と言えるレベルではなく故意に混入した可能性が高いとのことなので徹底した調査が求められるが、残留農薬についてもこの際しっかりと調査していってもらいたいものだ。
2/28の中国公安省の幕引きとも思える会見から、マスコミでの中国食品の扱いがどんどん小さくなってきている感がある。竜巻のように通った場所を荒らして周り、フッと途切れてしまう報道ではなく、じっくりと一つ一つの原因を時間をかけて検証していく報道を望む。