数ヶ月前から、子供の通っていた幼稚園父兄主催の「勉強会」なるものに出席している。上は大正生まれから、下は団塊ジュニア世代までと結構幅の広い年代が集まっている。同会はほぼ毎月第一か第二土曜日に会費制(弁当&酒代)で開催されており、話題は教育・歴史・政治・宗教・常識等と幅広い。特に、歴史や宗教・政治に関しては、普通にサラリーマン生活を営んでいると、他人と議論する期会など皆無なので、けっこう刺激的である。面白いのは、僕ら団塊ジュニア世代と大正世代の意見が意外に一致し、団塊世代の意見に違和感を覚える点だろうか。いや、大正世代は課題を我々にそれとなく提示し、若手に味方しつつ、その議論展開を楽しんでいる感がある。前半はアルコール無しのこの会に出席すると、改めて、様々な見解の存在に気付かされるとともに、私自身の子育て、また、社会に対する姿勢について再思考の機会を与えてくれる。今後も積極的に参加し、自分の肥やしにする所存である。また、これだけセンシティブな話題について本音を語れるコミュニティも珍しく、大切にしたい。