京浜東北線、千人が2時間半缶詰め 停電でストップ】(朝日 3/23)

23日午前9時半ごろ、東京都大田区京浜東北線蒲田―大森間で停電が発生し、同線は大宮―大船間の全線で運転を見合わせ、正午前に運転を再開した。この停電で、蒲田―大森間の大田区大森西7丁目付近で大船発南浦和行き電車(10両編成)が約2時間半、立ち往生し、約千人の乗客が缶詰め状態になった。気分の悪くなった人たちが出て、救急車で運ばれた。

今朝はこの事故で、いつもは50分の通勤時間が2時間半もかかってしまった。
川崎を出て暫くしたその時、突然、頭上の蛍光灯が消え、電車のスピードがゆっくりになり止ってしまった。幸い、私の乗っていた電車は故障したものではなく、1時間弱程度の缶詰で済んだ。とはいえ、私にとっては1cmも動かない車両で1時間も立ったまま過ごしたのは初めての経験だった。そこそこ混みあった車両で空調が止まった時は、息苦しさの様なものを覚え、閉所恐怖症の人達の気持ちの一端を垣間見ることができた。
それにしても、その1時間、社内はシンっと静まりかえっており、時々、携帯で会社などに連絡を取る人以外はほとんど誰も声を出さなかった。パニックにもならず、手動でドアを開けて飛び出す人も居らず、日本人って、我慢強なぁ等と場違いなことを考えてしまった。JR東日本には、車両の前中後両側の6箇所には開く窓を、4両に1箇所はトイレを設置してもらいたいと思った。今朝はお腹が壊れていなくて良かったです。。。