小学校英語、親の71%賛成 教員は54%反対】(産経 3/11)

小学校の英語教育必修化について、保護者の71%が賛成し、教員は54%が反対していることが11日、文部科学省の意識調査で分かった。早期から英語教育を望む保護者と、教員との意識のずれが浮き彫りになった。教員は負担が増えることを懸念し、国語を含む他教科の充実が優先すると考えているとみられる。

「必修化すべきか」の問いに対する私の回答は、「どちらかと言えばそう思わない」。それは、国語をしっかり習得することが第一だと考えているからだ。また、中学時代英語が大の苦手だった私でも、今は人並みに英語を使っており、やる気があれば、高校からでも充分に習得できるものだと実感しているからかもしれない。
TVではちょいと英語がしゃべれるだけで、ことさら「たいしたものだ」的に報道しているが、あれは日本人を馬鹿にしすぎている。現在は30歳代より若い世代の英語によるコミュニケーション能力はどんどん上がってきているのが現実だ。映画やラジオ、テレビ、音楽で外国語に触れる機会はどんどん増えてきている。要は、興味を持つかである。
もちろん、早期に英語に触れる機会が増えることの利点について、完全否定はしない。早いうちに慣れておくと、すんなりと学習に入れるだろう。
大事なのは英語を使える様にすることだ。中学からは数学や理科の授業は英語で行うというのは良いかもしれない。数学や理科というのは世界共通だもんね。米国の数学や電気工学の教科書は本当に分かり易い。一番の問題は、教師が英語を操れるか。。。悲しいかな、私の中学校時代では、英語の先生でさえ流暢に英語を使える先生は居なかった。。。今時の学校はどうなんだろうね?