「将来の人間はコンピュータウイルスに感染する」、英教授が警告】(CNet 11/15)
「X月○日 XX大学教授の体内チップが攻撃され、脳細胞に深刻な打撃!」なんていう記事はそう遠くない将来の現実になるのだろうか。
11/10のBlogで取り上げた日経ベンチャーの辰巳渚さんのコラム『物流管理ばかりがICタグの役割ではない』で辰巳さんが問われていた内容の一端ではないか。既にRFIDチップを身体に埋め込んでいる人が存在するとは驚きだ。
CNetの記事にあるとおり、有益な用途は存在するのかもしれない。記憶や計算の能力を対外のtechnologyが代替わりしてくれることによる利についてもそこそこの理解はできる。
しかしながら、私は管理されることへの恐怖が先に立ってしまう。また、既に"いたちごっこ"となっているインタネット上の処々の問題への対応まで、生身の身体に抱え込む自信も無い。でも、技術を組み入れた人間の能力が飛躍的に向上し、組み入れていない人間が生活や仕事をする上で圧倒的に不利になる場合、これらの恐怖の克服は必須の課題となるのかもしれない。
因みに、同記事の日本語版には記載されていないが、英語版では、RFID埋め込みの具体的な実例がいくつか記載されている。人間はどこまでなら許容できるのか、興味深いところである。

Putting RFID chips in arms is now more than a novelty. Partygoers at one club in Spain can choose to have RFID chips implanted in their arms as a means of paying for their drinks. Some Mexican law enforcement officials had the chips implanted to fend off attempted kidnappings.
The U.S. Food and Drug Administration has also recently approved the use of RFID in humans. One potential application would be allowing medical staff to draw information on a patient's health from the chip.