山の家2日目


半年前に積んだ窯、とりあえず崩れずに立っていた。
まずは、OKだろう。


素晴らしいお天気に恵まれた。
山の家から見える富士山は今日も良い♪


と、朝食前にY川さんが登場♪
腕の良い大工さん。物凄く心強い。


ビニールシートを取ってみると、
迫(アーチの部)が下がっているぞ。。。


S石監督が確認すると、完成時より迫が下がり、
窯の幅が広がっていた。


しかも、乾いた耐火モルタルは水分が抜けてか、
はたまた地震でずれたからか、結構な隙間があちらこちらに。。。


色々と悩み、協議した結果、迫型を入れ、2台のジャッキで
少しずつ押し上げながら、修理することになった。


迫型を入れるとこんな隙間が!

前回の残りのモルタルを練り、ジャッキアップしながら、
形を修正していく。ちょっと間違えたら崩れるのではないか
という恐怖もあった。


でも、S石監督と腕の良いY川さん、Uさんの努力で、
修復完了!一時はどうなることかと思ったよ。


窯に新聞紙や杉の枯葉を積んで、火入れの準備が整ったところで、
UJ先生によるお清め。
四方に塩を盛り、酒(Y川さんご持参の焼酎)をかけ、
祈祷(?)された。


S石さんお手製の松明で、UJ先生が点火♪


白煙が煙突から上がり、とりあえず安堵。


窯の口には未使用の耐火煉瓦を積んで蓋をし、
時折、薪をくべる。火が落ち着いたところで、
U方さん奥方のカレーをご馳走になった。
山で食べるカレーってなんでこんなに美味しいのだろう?


相変わらず綺麗な富士。まだ雪が残っているんだなぁ。


昼食後はずっと窯の火の面倒を見ながら、時折できる
モルタルの割れ目に、新たなモルタルを詰めながら過ごした。


途中、H子先生よりお芋を焼いて欲しいとのリクエストあり。
窯の空気穴付近に置いたところ、ホックホクの焼き芋ができた♪
周りは炭化して硬かったけれど、スプーンですくって食べると
めちゃめちゃ美味しいんだな、コレが!


夕方、U方さんご家族とみたまの湯に浸かり、
甲府盆地の温泉を堪能する。U方さん夫人は、お風呂到着直前に
ご次男のS君が熟睡したために入れず。。。残念でした。


夜はBBQを楽しみ、窯の火がほぼ消えたことを確認して就寝。
今夜も星が綺麗。天の川もしっかりと確認できた♪