(09-032)線が切れたら。。。

線


大東亜戦争時のニューギニア、主に兵站線を舞台として、疲労困憊で生死を彷徨う兵隊達を描いた短編集。


にっちもさっちも行かない閉塞感の中、それぞれの兵隊の内面が淡々と語られている。
作者は僕と同年代の1970年生まれ。実際に戦場に立っていた方々が読んだらどんな感想を持つのだろう。