(09-008)

子どもの最貧国・日本 (光文社新書)

児童福祉司の立場から、米国と日本の貧困状況にある子供たちの現状を描き、その原因と影響、そして対策を論じた本。

読後、なんとなくスッキリしない。
それはきっと具体的な解決策が見出しにくい問題が主題だからか。

解決は政治家と官僚の手腕にかかっていると言っていいだろう。
ただ、今の日本の政治家や官僚に現実を直視して、具体的な対策なんて作ることができるのか?

僕等は、官僚は選べんけど、政治家は慎重に選ばなければならないと思う。