(08-009)会計の入門書

まだやっているかは知らないが、商店街のいかにもお客さんが居なさそうなお店が何故潰れずに生き残っているかということなどをクイズにした番組があった。その時、回答者側で大竹まこと氏と同じブースに座っていたのがこの本の著者、小宮一慶氏だ。彼の回答はいかにも会計コンサルタントらしい視点からの論理的なもので、大竹まこと氏とのやり取りも面白かった。本書の書名はいかにも軽薄そうだったものの、巻末の彼の顔写真を見て購入してしまったという次第。
会計関連の本では、3年程前に「経営の大局をつかむ会計」を読んだけど、本書は同書より一歩踏み込んだ見方、考え方が解説されており分かりやすく面白かった。
企業の財務諸表や月曜日の日経新聞を見るのがちょっと楽しくなる一冊。