お年玉

いつから子供にお年玉をあげようか。それはいくらにしようか。いつからそのお年玉を子供の自由にすべきだろうか。これはどの親にとってもナカナカの課題だろう。
我が家はこれまで、子供のお年玉は全て預かり、そのまま貯金してきた。それを娘に対しては今年から少し変えようと思った。
娘は小学校5年生。彼女には昨年初めからお小遣いを渡している。彼女はそれを管理し、欲しいものを買うためにコツコツと貯めてきた。あと少しで手が届きそうだ。彼女曰く「あと3ヶ月お小遣いを貯めれば買える」と。彼女は既に欲望に一気に走ることはしなさそうだ。
そんな彼女に、今年はいただいたお年玉全てをゆだねることにした。とは言っても、彼女が当面不要と思う分は僕らに預けてねと伝えてだ。その旨を彼女に伝えたところ、本当に欲しいものに必要な分は嬉々として受け取り、残りは僕らに預けてきた。本当に欲が無い子だ。
お金とはどういうモノなのか、限られた予算の中で欲しいものの優先順位をどうつけるか等、彼女はこの一年で知らず知らずのうちに色々なことを学んだのだろう。自身の欲望をコントロールできるようになった娘を誇りに思う(親バカかなぁ)。
さて、課題は息子に残る。はてさて、これからどう教育しようか。