(06-029)
- 作者: 下向井龍彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/05/09
- メディア: 単行本
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恥ずかしながら、「俘囚」と呼ばれていた人々の存在を初めて知った。彼らが武士の成り立ちに大いに影響を与えていたにもかかわらず、である。中学レベルの日本史は浅すぎるなぁ。しかも、当時勉強した歴史とは異なる部分の多いこと多いこと。それ故に読んでいて面白い。現代日本で「問題」として扱われている近隣諸国との摩擦についても、その根幹を理解する上で参考になる事象や解釈も満載だ。