オトナの知らない子どもの携帯電話とメールの世界】(日経BP 8/29)
まだ幼稚園年中の息子は、ゲームも携帯電話も欲しいなんて思ってもいないだろう。でも小4の娘には「たまごっち」が欲しい時期があった。いや、まだ欲しいのかもしれない。
我が家にはPCを除くとゲームの類は無い。その効用より害を受け入れたくないからだ。「たまごっち」は僕等自身、全く魅力を感じなかった、というより馬鹿馬鹿しさが先に立ったので、買い与える気にならなかった。親をあてにしない娘は彼女の祖母(僕の母)に、僕らの知らない間にお願いしたようだ。幸い、当時は新型「たまごっち」は品薄で、娘の手に入ることは無かった。僕は母に、孫に安易にゲームの類を買い与えるのをやめるように強くお願いした。友達が「たまごっち」で遊んでいるとき、横からじぃっと見入る娘を見て、可哀相だと思ったが、ウチの方針だから仕方が無い。娘にはたまに子供用サイトにあるゲームで決められた時間だけ遊ばせている。
携帯電話の問題はこれからやってくるだろう。少なくとも小中学生の間は持たせるつもりは全く無い。今のところ。その時になれば、娘と僕らの間に落としどころが見つかるかもしれないので、100%持たせないということは無いだろう。大事なのは何故持ちたいのか、また、持たせたくないのか。少なくとも、「みんなが持っているから」は僕らを納得させる理由にならない。我が家は我が家である。上記「ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス」に紹介されている思考プロセスは、このコンフリクト解消の大いなる助けになるかもしれない。さっそく <雲> を書いてみよう。