NobuHat2005-03-22

なぜなぞ科学:2月が28日しかないのは?】(毎日 3/19)

紀元前46年に制定された「ユリウス暦」は1年を365日と決め、奇数月を31日、偶数月を30日とした。これだと12カ月(1年)で366日になってしまう。帳尻を合わせるため、古来からの慣習で「一年の最後の月」だった2月を1日減らして29日とした。
その後、シーザーの養子の皇帝アウグストゥスが自分の名にちなんだ8月を大の月(31日)にするため、2月からさらに1日を削った。

へぇ〜、知らなかった。。。


子どもの視点で作られた街】(日経BP 未来生活 3/18)

120カ所を超える通りが「遊びの道路」になりました。遊びを優先するというこの道路は、通り抜けされることを前提にしておらず、道路沿いに用事のある車が主に進入するようになっています。
 そしてもし車が進入する場合でも、歩く速度で、子どもの遊びを妨げないように車は通行しなければなりません。こういった「遊び用道路」の入り口には大きな看板で表示してあり、子どものための道路ということが一目で分かるようにしてあります。

「荒れ地型公園」、あるいは「近自然工法の公園」と聞くと、どんなものだと思われますか?
 それは一口で言えば、芝生を植える代わりに、多様な雑草を植え、多くの遊戯器具を設置する代わりに、築山や石、丸太を、砂場には泥んこ遊びができるように、水が流れ込む工夫をするという公園です。

偶然だが、本レポートの筆者の村上敦氏と私は同年生まれだ。岐阜と福岡で離れているとはいえ、遊ぶ環境はそれほど違わなかったかもしれない。
私が育った地域は、70年代はまだ新興住宅地で、空き地も多く、切り崩されていない小さな山も一部残っていた。空き地にはクローバーや雑草が生え、大きな石や朽木が転がっており、小さな山は主に赤土で、文字通り泥だらけになって遊んだ。それら空き地や山も私が中学校に上がる前に真新しい家々に変わってしまった。でも、道路の環境はそれほど変わっていない。今でもキャッチボール、縄跳び、ケンケンパ等は当時と同じようにできるだろう。
こういった場所を自治体が中心になって作った、この記事に出てくるドイツのフライブルク市は凄い。自治体が本気になれば、こういった政策を採ることも可能になるのだろう。土地や開発にそれなりの余地が残っていることが条件になってしまい、既に都市が出来上がった場所ではちょっと難しいだろう。郊外でこれから住宅が増えていくところなどは、計画段階からこういった面白い取り組みをしてもらいたいものだ。