「たばこ規制枠組み条約」発効 日本も4月から規制強化】(朝日 2/27)

喫煙による健康被害の防止を目指す「たばこ規制枠組み条約」が27日発効した。たばこの消費を減らすため、5年以内の広告の原則全面禁止などを締約国の義務に盛り込み、課税強化も促している。批准国の日本でも、4月からの屋外広告禁止や禁煙教育の強化、分煙の徹底などが決まっており、先進国のなかで遅れていた規制が強化されることになる。

私は喫煙の習慣は無いので、どうってことはない規制である。
大人の喫煙はマナーさえ良ければそれ程気にならないが、最近気になっているのは明らかに未成年という連中が堂々と喫煙していることだ。社会全体が若年層の喫煙に対して甘くなっているところに危うさを感じる。
知っている子からでいい、未成年のくせに喫煙していたら注意しましょう。


天声人語】(朝日 2/28)

被害女性は裁判を起こしたが、銀行は非を認めない。法廷では「昭和改元詔書」も持ち出された。先週言い渡された地裁判決で、軍配は女性の側にあがった。「昭和1年がほとんどないことは社会常識のはず。行員は怪しい生年月日に気づくべきだった」と。

私に読解力が無いからなのか、最近の天声人語は何を言いたいのか分からないものが多い。今日の最後の一節も「で?」だ。自分のことは棚に上げています(スイマセン)。
ところで、今朝気になったのは「昭和1年がほとんどないことは社会常識のはず。」という一文。「ホント?」である。確かに、元年と最終年の一部が欠けてしまうのは知っているが、昭和元年のことなんて知ったことじゃない。私はむしろ、昭和64年が短かった方の印象が強い。大学受験の願書で昭和を書くか平成を書くかが話題になったことを覚えているからだ。
そもそも、裁判所が責めるべき銀行の非は、そんな皆が覚えていないような「社会常識」を持っていなかったことではなく、600万円もの定期預金を引き出しに来た人間の証明書の内容をきちっと確認しなかったところにある。ATMがジャンジャン使用できる最近、窓口で大金を引き出す人間のチェック、誕生年月日の確認くらいきちっとしてもらいたいものだ。そのことを銀行に思い知らせない限り、まだまだ同様の被害者は出てくるに違いない。