手厚い“お上”の施策が庶民の危機対応力を奪う】(日経BP 辰巳 渚の「ニュースのツボ」10/27)
なかなか耳の痛い話だ。
去年の夏、知り合いの山小屋を5家族で訪れた際に台風に遭遇した。その時の我々の危機意識の薄さに、一番年長のその山小屋の持ち主より苦言を頂戴したのを思い出した。
確かに私が子供の頃も台風が来る時には家中の雨戸を閉め、蝋燭と懐中電灯をテーブルの上に用意していた。当時は台風が来ると必ずといってもいいほど停電していたからだ。轟々という風の音も迫力があった。もちろん、外に出ることもなかった(内心出てみたくてウズウズしていたが)。
さて、現在の我が家はどうだろう。
地震対策はある程度はしている。

  • マグニチュード7で背の高い家具の転倒を抑える
  • ガラス飛散防止シートを家具のガラスに張る
  • 防災リュックの購入
  • 水、非常食の準備
  • 家族全員家具の無い部屋で寝る

ただ、台風対策は何もしていない。実家のある九州付近を通過する台風に比べ、関東近辺のものは弱く感じているからか、油断しているのかもしれない。また、マンションの密閉性と遮音性のお陰で外の雰囲気はカーテンを閉めると殆ど感じられないのも油断の一因だろう。結局、せいぜいベランダの鉢植えが倒れないように壁際に寄せ、飛んでいきそうなものを戸内に片付けておく程度の対策を施すだけである。リビングの大きな窓ガラスには雨戸も無い。そもそも、雨戸付きのマンションはほとんど見ないし、後付けにする場合はマンションの理事会にかけなければならなくなってしまうので面倒臭いのである。
まず、台風の強風圏内に入ったら出歩かないことが肝要だ。暴風警報が出ている場合くらい、会社を休んでもいいかもしれない。何事も「安全第一」が基本である。


学校で!家庭で! “書きたくてたまらない子”が育つ作文指導】(朝日わくわくネット 10/19)
待ちに待った森川先生の連載が始まった。具体的な「作文の手段」は次回以降になるが楽しみだ。