数年前に海外出張の折に購入した本で、ようやく読む気になったものだ。全米を代表するTVネットワークの看板
アンカーマンの家族が誘拐され、犯人を同局のTVクルーが追うといったストーリー。読みやすく、特に中盤からは読むのを中断するのが苦痛になるほどであった。英語のレベルはそれ程高いものは要求されない。発行が10年以上前で少々古いので現在の状況とは異なる部分が多々あるかもしれないが、マスコミの世界、
テロリズムの世界、麻薬の世界、企業組織内の葛藤等を上手く説明していると思う。若干残酷なシーンもあるが、お勧めの一冊である。
