父さんが言いたかったこと

父さんが言いたかったこと

83歳の父親が永遠の愛を否定する33歳の息子に「愛とは何か」を伝える物語。正直言って好みの本ではなかった。全ての人にお薦めする程の本ではないが、最後の最後でジィ〜ンと何故かきた。
自身の恋愛観や結婚観、子供達との接し方等を思い浮かべつつ読んだ。私には父との距離がこの物語ほど近くなった記憶は無い。これから先もあるかどうか分からない。でも、大学を卒業するまで一緒に暮らして、何かを父から学んでいるはずである。
では、私の子供達との間はどうなるだろう。子供達の幸せを願い、伝えるべきことを自信を持って伝えられる父親になりたいと思う。