人生は楽しまなくっちゃ!


0点主義 新しい知的生産の技術57

0点主義 新しい知的生産の技術57


「私は好きなことを生業にしている。」から始まってはいるものの、「好きでないこともしなけらばならない」わけで、本書では荒俣氏の持つ「好きでないのにしなければならなくなったことを、好きなことの一つにしてしまえる変な能力」を伝授することを目的としているそうだ。


下記は心に残ったセンテンス。先ほど紹介した「スタンフォードの自分を変える教室」とも重なり、自分のしなければならないことは、自身への動機付けと「ドーパミン化」が鍵となるということだ。


「おもしろくない勉強であっても、自分の関心につながることをどこかにみつければそうでなくなる。遊びのようにすることは可能なのである。」(P.188)
「近ごろは長所を伸ばすことがよしとされる風潮があるが、危険だと思う。」(P.207)
「ぜひ今すぐにでも好きなことを始めてもらいたい。時間は、どこかを切り詰めれば、かならずひねり出せるものだから。」(P.248)
「脳がワクワクして喜ぶことこそが勉強する本来の目的であり、大いなる魅力であるはずだ。」(P.254)